山一電機は元々ICソケットやコネクタなどで知られる電機メーカーだが、1月16日に発表された高周波・高速伝送対応超薄型基盤の完成発表で、一躍注目を集めた銘柄である。
一時、発表前の倍にものぼる870円をつけたが、その後はナイアガラ状態となり、2月5日には390円まで下落した。

2月7日は同社の決算発表もあり、サプライズ発表の期待感から値をジリジリと上げてはいるが、まだ450円ほどである。
もし、この薄型基盤が世間で認められれば、スマートフォンなどへの搭載が考えられる。
薄くなる分、本体をコンパクトにしても良し、サイズはそのままで空いたスペースを電池に充てるなど、活用方法は多様だ。
 
特に噂としての大注目が、この秋発表が噂されるiphone6への搭載だ。
これが実現すれば、山一電機の株価は想像を絶するものとなるだろう。
一方、万一アップルなどとの提携が実現しなかった場合、同社の株は紙くずになる恐れもある。
 
300円台なら低リスクハイリターンとなり狙い目なのだが、とりわけ今日2月7日の平成26年3月期 第3四半期連結決算発表は大注目である。